グノーシア感想

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「ありがとう。「君」がそこにいてくれて」


グノーシアクリアしました!

最高に楽しいゲーム体験でした…セツーー!!!


以下感想雑感(途中からネタバレ有)


グノーシア

人狼+ループものSF+シミュレーション+ロールプレイングアドベンチャーゲーム


あらすじ

宇宙船で目覚めた主人公は、船の中に「人間を消滅させてしまう」グノーシア(=人狼)が紛れ込んでいることを乗員のセツに知らされる。

乗員同士の話し合いを通してグノーシアを探し出すことになった主人公は自身の生存を目指し、無事最終日を迎える。しかし主人公はグノーシア潜入が発覚した1日目にループしてしまう。グノーシアも含めた役割はループのたびに入れ替わり、セツも同じくループを体験している。セツと主人公はこのループの果てを目指して情報収集に乗り出すが




ループもの周回ゲーム。

いわゆる人狼ゲームを通してキャラクターの背景・世界の謎を追っていくストーリー。

主人公は人間サイドだけではなく、様々な役割で話し合いに参加することになる(もちろんグノーシアとしても)

今まで対人の人狼ゲームはやったことがなく、敷居が髙い難しいゲームだと思っていたが、グノーシアは「疑う」「かばう」「同意する」更には「うやむやにする」「絶対に敵だ」などのお手軽コマンドで自分の意見を主張でき、自らの頭脳頼りではなく、レベル上げとパラメータの概念があるので初心者でもさくさく周回プレイできる。ついでに対CPUでガンガンループするので悪感情を溜めたりリアルの人間関係に悩むこともない。


パラメータはロジック・直感・カリスマ・ステルス・かわいげ・演技力がある。

ロジックを上げれば論理的に皆を説得できるように、直感を上げれば誰かの嘘に気付きやすくなり、カリスマをあげると自分の意見に他人が同調してくれるようになる。

自分のプレイスタイルに合わせてパラメータを振れるので、「ループ」を重ねるごとにどんどん主人公が強く賢く人望の厚い人間になっていくのが快感で、周回プレイにのめり込める。

わたしはチキンなのでとにかく死にたくない疑われたくない「かわいげ・ステルス・演技力」でロジックは捨てたが全然余裕だった。高ロジックはいらないってラキオが証明してくれるんだもんな。

主張についてきてくれないのは寂しいのでカリスマもそこそこあげてた。


キャラクター14人にもパラメータが設定されていて、それぞれの性格に合った立ち回りをするので性格から行動予測するのがとても楽しい。

論理的に立ち回る賢いキャラもいれば、好悪感情優先的に振る舞うキャラもいる。


特定のキャラクターと協力して生き残る・周回中に友好度を上げてイベントを起こす・特定の役柄でキャラクターを守り切るなど様々な方法でキャラクターの情報を集めると、キャラクターの背景が知れるだけでなく、世界の謎に近づいていく

シミュレーションゲーム嫌いが苦手とする緻密なフラグ管理・累計的な友好度管理は必要ない、ループするごとに人間関係はリセットされるからだ。(得た情報は蓄積される)

13分〜15分位で周回できるので煩わしい関係性の管理はせずに1キャラクターに集中できる。

キャラクターの情報=特記事項は狙わずとも簡単に集められるのもあれば、何回やっても失敗する歯ごたえのあるものもあって、文字通り手に汗を握るプレイが楽しめる。

歯に衣着せぬ物言いの論理派キャラ・ラキオはヘイトを集めやすいのでよく初日に吊るされる。そんなラキオを最終日まで守り切らねばならないのに肝心のラキオが主人公を敵意丸出しで疑ってくる状況は切り抜けるのに苦労した。


周回するごとに明らかになる世界観の深みも魅力的だ。小出しに張られた伏線が鮮やかに回収されるシナリオには何周も費やす価値が大いにある。

SF金字塔「11人いる!」のリスペクトがかなり入ってるかなぁと思う。11人いる!は宇宙大学の入学試験中外部から孤立した宇宙船に何故か1人乗客が増えているSFミステリだけど、キャラクターの星系設定とかはかなり似せている。ラキオのシャワーイベントはフロルのオマージュかなぁ。


議論によって人が減っていく人狼ゲーなのに重くなりすぎない軽快なセリフ回しとたまに挟まるコミカルパートの小気味よさも良い。

出オチ外見のしげみちはその身に違わずネタに事欠かない。彼のイベントは笑えるものばかりだ。


シリアスすぎないBGMも耳馴染みがよい。夜時間の曲が個人的には好き。


地味にありがたいのがローディングの短さと文字スピードの調整が可能なところ。キャラクターにボイスがないのも周回で連打しまくりのプレイヤーに易しい仕様だと思う。ちなみに連打しすぎで選択肢を逃してしまうことの防止設定も出来る。


3日間ぶっ続けでプレイして駆け抜けた後のエンディングでは思わずガッツポーズと共に感動の嵐

まさにナラティブな最高のゲーム体験だった。



以下キャラクター評(もろにネタバレ有)









セツ

みんなのヒーローにしてヒロインセツちゃん。ループを自覚する時を超えた同志であり、かけがえのない存在。いかなる状況でも本質的には主人公の「仲間」なのが心強くて、(性別は汎性だけど)彼女のためにがんばろう!と心の底から思えるキャラクター造形は秀逸の一言。

真面目で頼れる存在なのに発言が多いからか疑われて比較的吊るされがちなのはご愛嬌。主人公に利が無くても、ついつい庇いたくなってしまう。

沙明をやっちゃいがちだけど沙明イベント起こしたいときと、グノーシア仲間の時にやっちゃわれるのはかなり困った。

笑顔の表情が好き。グノーシア時もかっこいい。人間を消すたびに「わたしはなんど〇〇を消してきたんだろう」って自責に駆られるいい子……

映画イベントの寝顔めちゃくちゃかわいい一緒にこの世界を生き抜こうな……

実は真エンディングの存在を知らず、ノーマルエンディングでショックを受けて泣きそうになり、もう一周して最初の方のセツのイベントまた見よ!と思ったらまさかの真エンディング。図らずも自力で真実にたどりついてしまった笑

まさか映画イベントの話できるなんて思わなかったよ!!!!!!!きみに!!!会いに来たんだよ!!!138周の果てにきみだけを救いに来たんだよ!!!

真エンディングの立ち回りは鮮やかというよりほかになかった主人公くんは明かされる伏線回収にただくちを開けることしかできなかった(小並感)

好き、大好き等他のキャラは発言することがあるけど、セツに対する感情はそんな一言の恋愛感情では言い表せないほどクソデカになってるので、恋愛ぽくなく、大切なストーリーとしての二人の語り方がとてもとてもよかった。

恋愛の雑談した時「誰かに心を預けたい気持ちはわかる」というさりげない発言がグッとくる。一億点です。


SQ

SQちゃんな~~~~~~~~初っ端グノーシアだったから最初は悪印象が拭えなかったが、プレイ後は180度印象変わったキャラクター。さすがタイトル画面の女。グノーシアという存在の二面性を象徴するようなキャラクター。

小悪魔的にしょっちゅう協力を申し出てくるのが疑わしくていつも断ってたらなかなか特記事項が埋まらなかった。主人公グノーシアでSQちゃんと二人きりになろうイベントはなかなか手こずったがラストの展開に掌返しをしてしまった。SQちゃんかわいい!1ちゃい!!!抱きしめたい!!!

「怖いから嘘をついてしまう」子供の恐怖心を隠していたSQちゃんが愛おしくて堪らない。自分の弱さをさらけ出し、信じないほうがいいと言った彼女にめちゃくちゃ絆されてしまった

エンディング後、嘘で恐怖心を隠してきたSQが、何事にも誠実で「本当のSQと会いたい」と言っていたジナに同行したところにホロリときてしまったけど探偵は向いてないんじゃないかなぁとは思ったよ。

立ち回りは高いかわいげでのらりくらり他人に弁護してもらうので告発するのが大変だったしょっちゅうラスト3人でもう一人と結託されて凍らされたので疑わしい時は残さないでさっさと疑ったほうがよさげ。


ジナ

「だれか今みたらし団子の話した!?」が印象的なジナ。宇宙船修理のイベントと自らグノーシアを名乗りでるイベントは彼女の誠実さが伝わってきてよき。

レムナンとジナの会話が全然進まないイベントも両者の気遣いが伝わってきてすき。

しょっちゅう疑ってくるししょっちゅう疑われてるので中盤でよく消える印象。

男性主人公だと恋愛イベントあるみたいなのでイメージ変わりそう。

人を太らせるのがすき。いい趣味してますわね。


ラキオ

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-ラキオがコールドスリープされました-

お、おまえは何故そんなに初日に吊るされるのだ。初日吊るされ名物。

論理性を何より重んじだれに対してもきつい物言いだが、有用な情報を教えてくれるストーリー上のキーキャラクター。ブレない芯を持っているので会議でヘイトは集めがちだが憎めないキャラ。レムナンに対して謎の面倒見の良さを見せる。笑顔の立ち絵がかわいい。めっちゃ破顔😄悲しんでる顔と立ち絵も美しくて好き😌服装がめちゃくちゃ好き

基本誰かに疑われているので、ラキオに疑われても哀しめば返り討ちにできる。なんだかかわいそうになる。

ラキオを守るイベントは地獄のような難しさなのになんと2回もやらなきゃいけない。敵意丸出しバグとか勘弁してくれ得た情報が重かったので達成感が半端なかった。

次の日死ぬのに鍵をメモ付きであらかじめご用意してくれたのは笑った。面倒見いいかよ。

SQに怯えるレムナンを唯一気にかける優しさ?を見せて驚いたがまさかペアエンド行きとはびっくり。よく凍らされた人なので像になった。


ステラ

守護天使イベントが印象的な理性的なお姉さん。全キャラ中No1グノーシア顔がヤバイ。夢に見そう。立ち絵よりイベントスチルの方が美人。

主人公女性だとよく協力してくれる友好度高めの発言が少ないキャラって印象だけど主人公男性のグイグイ感こわ過ぎない?「幸せになりたいの」イベントは出せなかったすまんステラ。

発言しな過ぎてわりと疑われてる人。このゲームほんとかわいげが大事だな。人の援護は良くしてくれるけどあんまり援護されない。かわいそう。

「グノーシアになる可能性がある」ことが彼女にとっての救いになるイベントはこのゲームにおける価値観の逆転。唸るわ。


シピ

好青年な猫好きのお兄さんと見せかけてこいつが一番クセモノなのでは?

敵でも味方でも度し難いほど賢く立ち回ってくる。疑う時のセリフも疑われた時のもいやらしすぎる。リアルに「人狼が上手い人」ってこういう人なんだろうなぁ。「能力バランスタイプ」って表現しにくいと思うんだけどゲーム中シピのバランス感覚にてこずらされ続けた。好青年だけどしげみちほどお人好しでなく、考えが読みにくいけどそこそこフレンドリー、嘘をついても嘘っぽくなく、情に篤そうなのに平気で切り捨ててくる。こわぁ。

ぶっ飛んだ欲求について、誰にも咎められないしあっそう好きにすればって感じだけどオトメにとってはどうなんだろう。あの猫の意思は消されたのかなそれって本当に猫好きなの??恋愛の話で黒毛の話するけど首の子なのかな?えっなにそれこわい。

願望達成手段としてはマナンとも近いわけか。やっぱこわいわ。誰も気にしてなさそうだけど。

スチル付きで俺を飼うか?のイベント、めっちゃいい笑顔だけど遠慮しときますわ


コメット

直感特化の元気っ子。よく見たらかなりセクシーな服装なのに全然セクシーではない。共生粘菌がヤバすぎる。

いわゆるアホの子なのかと思ったら自分の思慮浅さを自覚してグノーシア時は見捨てるよう進言したり、自分は直感が鋭いけど信用がないから協力してくれとお願いしてきたりめちゃくちゃ健気。

とりあえず吊るしとけば疑われないからグノーシア時はしょっちゅう吊るした。ごめん。

粘菌イベントが怖過ぎて踏んだり蹴ったりでかわいそう。いい船長になってほしい。シピと関わりがあってペアエンドだけど特別仲がいいわけではなく割とドライな印象。




しげみち

グノーシア界の出落ちアイドルしげみち。嫌いな人いる???って感じ。毎日人が消える重苦しい世界に笑いを提供し続ける生ける清涼剤。死に様まで笑いを誘う男の中の男。

わくわく人間牧場イベントの強制コールドスリープ最高に笑った。

カリスマが高いらしいけどカリスマ性を感じたことはついぞ無かった。誰に対しても「大事な仲間だぜ!!」してくれるから騙ってる時すごい頼りになる。次は吊すね

グノーシア陣営で生き残ったところ見たことなかったかもしれない

ステラへの恋イベント、最後まで見れてよかった(結構大変だった)苔は食わすな。脈なしだろうけどお友達増えてよかったね!!!!現実の人間に恋したの初めて!ってはしゃいでるけどやっぱり現実の人間じゃないの笑っちゃったね。

セツの映画イベントで手を繋ぐことになったのなにこれ感。でも映画終わるまコールドスリープのこと黙っててくれて好感度青天井だったなにおまえいい奴すぎない?いつかリトルグレイになれるといいね。


オトメ

キュワ……(かわいい)(かわいい)(かばうわ)

かわいく賢い優しいシロイルカちゃん。オトメは人間です!!!!!

初登場からあまりにかわいくてこんなにかわいいいい子とグノーシア会議なんてしたくねぇよ!?!?という気持ちになった。好き過ぎて一番最初に特記事項を埋めた。ヘルメットに手書きでサインしてあるのめちゃくちゃかわいい服がピンク基調なのもかわいい。脱いでもかわいい。オトメに庇われると好き、感謝、ありがとうという気持ちでいっぱいになる。

ククルシカのイベントもかわいいしレムナンとのイベントもほっこりするんだけど沙明とのイベントは最高ですね。

キツイ言い方をする沙明の不器用な優しさを察せるオトメ、そんなオトメに真っ直ぐな優しさを見せるレムナンこの空間優しい人間しかいねえよ泣かせるなよ

グノーシアになってもオトメを気遣う沙明も良きぶっちゃけ沙明は主人公よりオトメとフラグが立ってる気がするんだが

「人間になりたかった」のイベントは胸が詰まり過ぎて愛おしさで爆発するかと思った……その台詞を衣服を脱いだ状態で言うのほんとつら……

さりげなく「ステラさんやククルシカさんのように」が後になって「(外見が)人間になりたい」という意味だとわかるのが二重に良い。シナリオ担当神かよ。グノーシアになる=人間の証明なので心は人間だと証明されている。人間になりたいと願ってしまったからバグになってしまったのだという自責の念。

かわいげが高いのでなかなか吊るせない。ロジックも高いので騙りをやってるとうっかり「絶対に敵」認定されて焦る。でも人がいいのでボロを出さなきゃだいたいいつも庇ってくれる。いい子やなオトメ好き。


ジョナス

何かを隠している怪しいおっさんだと思ったらただ怪しいだけの何も知らないおっさんだった。外見的には絶対キーキャラっぽいのに

どう見ても怪しいので困ったら吊るしとけばなんとかなる。みんなからの好感度が低いのかな?脅威に感じることはほとんどなかったななぜかよく庇ってくれるし

石油王コスシーンとか無駄にスチルがある。あとサウナはなんだったの???なんでコメット出したの????あの世界でジョナスと二人きりになるエンド嫌すぎるんですけど嫌だよぉ沙明置いてかないでよぉぉおおお

死体愛好家だからとかいうヤバい考察を目にしてビビったけどそうなんだろうか?ククルシカは「生きてる人間のように振る舞えるから」崇めていたのであって意志のない人形(=死体)が好きという意味ではない気がするけど。


と思ったけど凍らせた後コールドスリープ室に行くと野暮用しに来てるジョナスがいると聞いて戦慄…。


ステラに凍らされるイベントは身損ねたけど、ステラがLeviだって言われても全然理解しないポンコツぷりにこいつのことを買いかぶってたわと残念な気持ちになった。

「うやむやにする」のうやむやにしかた酷すぎるでしょ。怪しんでくれと言ってるようにしか見えないし全然うやむやに出来てなくて草。

ジョナスの話をセツと聞きに行くイベント地味にキツかったセツとジョナスがしょっちゅう消されるか吊るされるので守り切るのが大変で。めんどくさいという印象を最後まで拭えなかった。


ククルシカ

最後までクリアするともう恐れることしかできない、結局のところ何者なの君


なんか人形っぽいなぁという印象は最初からあったけど時系列が不明だよね。ククルシカ事件怖すぎたし2回目はマジでビビった(夜中にやってたから尚更)せっかくセツと明日を迎えるはずだったのにおまえホラー映画かと思ったぞ。

かわいげが高すぎて全然吊るせなくてなんでやねん!?!?こいつどう考えてもグノーシアやろが全員節穴か!?!?とイライラすることも序盤〜中盤はあったけど、「哀しむ」を覚えたあと、そこまで賢く立ち回るタイプじゃないと気付いてからは割と泳がせて叩く戦法でなんとかなった。主人公のほうがかわいげがあるからな!!!!レベルを上げて物理で殴るぜ!!!

オトメとのイベントが唯一の好感度イベントであとはずっと怖い。

結局マナンだった時ってどれなん?レムナンと留守番の時はスペアがマナンとして目覚めるのは分かるけどその他の時はどうなんだろう。

ジョナスが手に入れた時の「片方は完璧な人格を持っていた」はマナンだろうけど、周回時のククルシカ=マナンでいいの?その辺があまりよくわかってないセツが「時間を繰り返すことになる」って言ってるから扉を抜けた先で銀の鍵は起動してるんだよね?


沙明

男主人公に名前の読み方を教えてくれないどころか守護天使でも守ってくれないとかいう徹底した女性向け正統派乙女ゲーキャラ。

乙女ゲーやったことない人間は乙女ゲーってキラキライケメンパラダイスではわわ恋するゲームっしょ?と思ってるだろうけどその認識は間違ってる。乙女ゲーは基本的に顔はいいけど他に問題ありな男達を主人公が努力していいとこ見つけてカウンセリングして導くゲームだから(語弊があります)

製作者の方の一人が乙女ゲー好きでレムナンと沙明は注文をつけて作ったキャラクターって言ってて完全に理解った顔してしまうよね。乙女ゲーはイケメン太陽系キャラクターより癖がある若干ネガティブキャラの方が人気が出ます。育成ゲーなので伸びしろ重視ですからね。

初対面が下ネタ祭りなので下品なキャラかと思ったら最初が頂点でそこまででもなかった。

「この借りは身体で返すぜ!身体でな!!」って2回言うとこ好き。あとしょっちゅう話し合い中にナンパして振られるところ。ジナの「嫌、かな」が好き。

何となくだけど経験豊富じゃなさそう下ネタ覚えてイキってる男子高校生感漂う沙明くん実はいい奴。

ステルス重視という割にレムナンより議論で悪目立ちしてる印象。見かけによらず?情に厚いのでグノーシア時味方のグノーシアをストレートに庇いまくるのでおまえちょっとは戦局見ろよな???おまえが生き残るためには仲間切り捨てるのも大事だよ???とヤキモキしたが特記事項を埋めると仲間を見捨てられない気質が分かってジーンと来てしまう絆されてまう。

オトメに対する優しさめっちゃいいよねグノーシア時にも一番に消したいって主張不器用過ぎて好きになっちゃうよな。……やっぱメタ的に「オトメ」って名前なんかね?

主人公との粘菌イベントはサウナジョナススチルに全部持ってかれたので恋愛感なかったな……抱きしめられてウブな反応するの可愛かったね。

過去を聞き出すイベントが中盤で一番の難所だった沙明が崖っぷちのグノーシアを庇いまくるので気を逸らすのが大変だった

土下座覚えてからは凍らせたいのに凍らず次のターンで逆襲してくるから意外と面倒だったこ、このやろう。でも好き。親しき中にもンーフーンと反物質ポテト好き


レムナン

正統派乙女ゲーキャラクター②可哀想なほど意見に同調してもらえない虐げられキャラ。グノーシア時の方が生き生きしているのでエンディングには納得の一言。謝れッ謝れ!!

人を疑うときの芝居がかった言い回しがじわじわくる。ま、まさか昨日ジナさんを襲ったのはッよみさんッ!?

マナンに飼われることになった経緯はエンディング的にグリーゼが絡んでいるのか?その辺がちょっとわからなかった。50年のエンジニア暮らしから飼われる経緯も教えてくれや(人の嫌なことを聞き出したい姿勢)

レムナンの恋愛イベントが全キャラ中最後の特記事項だったんだけどこの主人公非道過ぎない?

口説いて守って最後まで生き延びてようやく過去の呪縛から解き放たれて口にできた「好きです。」を聞き出した直後にループ入るとか鬼畜の所業。

SQSQの時は怯えないのにマナンだと怯えるのは器用だなぁと思った。言われるまで全然気づかなかったよ。


百合子

最恐の氷の巫女様。反撃(ヴン!)が怖過ぎて初めてされた時腰抜かして以後しばらく全く告発できなかった(チキン)

ラキオ以上に取り付く島がない現実にいたら一番近づきたくないキャラクター。バグの時は色々お助けしてくれる。なんでや。

クリアしても彼女が何故星の舟から逃げ出したのか?彼女の目的とは?何故バグの正体に気がつけたのか?など謎が多いし結果的に彼女は救われたのかどうか謎。もう少し心を開いて欲しかったけど凡人に心を開く百合子様は解釈違いなので…()

ストーリー上はなんでもお見通し万能キャラではあるけど、特別勘がいい訳でもないので話し合いでは疑いに乗っておけば割と吊るせる。自分からは怖くて告発できない。割とトンチンカンな投票をしてたりする百合子様なのです。

百合子・セツを生存させるイベントはそこそこ大変だった(セツが死にがちなので)